子どもを叩いてしまう、誰にも相談できない時に知りたい【4つ】のこと
Last Updated on 2024年3月22日 by meg
子育てしんどい、やっちゃダメってわかってるのに、気づくと子どもを叩いてしまう私は母親失格、、。周りのママ友はいつもニコニコ、優しいお母さんで幸せそう、いいなあ。そんな風に人知れず悩みを抱えているお母さんがいるのではないでしょうか、、。
この記事を書いている私も、元ガミガミママで、
1日中どなり散らすような親でした。
毎日が本当に苦しく、わけもなく涙が止まらない、、なんて日も。
そんなイライラ、ガミガミママだった私が自分と向き合い、
少しずつ変わっていき、今は感情的になることがぐんと減りました。
今回も体験を交えながら、この記事が
少しでも子育てで悩むお母さんの力になれたらいいなと思っています。
現在は、チャイルドセラピスト、子育てコーチングインストラクター
として活動、発信をしています。
目次
①私のエンパワメント
誰もが、内なる力を持っている
今まで生きてきた中で、親に比べられたり、暴力だったり、
何か条件付きで愛情を注がれたり、、。
そんな風に抑圧されることで、チャイルドは傷つき、
自分の可能性や、自分の中のいい部分をダメなんだと抑え込んでしまいます。
そうして大人になり、子育てをしたときに色濃く表れ、
子どもにボタンを押されると一瞬で自分の思い込みのフィルターがかかり、
子どもの本当の感情や、気持ちをよみとれず、拒絶したり、怒りをぶつけてしまいます。
泣かれるとなんだかつらくなったり、
うるさい!と感じたり、
子どもを愛せないと感じたり、、。
それは全部親のインナーチャイルド。
小さいころの勘違い、思い込みから来ているもの。
決してダメなものではないということ。
こんな私大嫌い!とチャイルドを消してしまおうとしないでくださいね。
みんな本来は自分の中にちゃんと力を持っています。
自分のどんな気持ちも受け止めると、子どもの気持ちも受け止められるようになります。
②怒りの裏側の気持ちを見つける
子どもに怒りを爆発させてしまったとき、どんなきもちだったでしょう?
そこをじっくり考えてみてください。
一番いいのは、スマホのメモや、ノートに書きだすことです。
はっきり言ってこの習慣をつけるだけで、かなり叩いたり、どなったりが減るはずです。
私たちは親や、大人から、ネガティブはダメ、
正直な気持ちを言うのはわがままだ。そう言われ、自分でも思い込み
気持ちや感情をずっと我慢して抑えてきているので、
いつの間にか自分でも何を感じているのかわからなくなっています。
そうしていると、ポジティブな感情まで抑圧してしまうので
だんだん生きてる意味が分からなくなったり、無気力になり、
それがうつ、体調不良として現れることがあります。
③自分の気持ちを見つけた例
生まれたころはただ、お世話をするだけ。だった子育てが、
子どもが2歳になる前位から、思うようにいかない子育てに悩み、
毎日イライラするようになっていました。
なかなかご飯を食べてくれなくなっていたある日、
お好み焼きなら食べてくれるんじゃないか?
一生懸命作って出したら一口食べてすぐ、
「アンパンマンソーセージ食べたい」
と言い出したことが、猛烈に許せなくなり、
「もう食べなくてもいいよ!一生懸命作っても食べないじゃん!おいしくないんでしょ!?
勝手にたべればいい!」
とソーセージを子どもに投げつけ、お好み焼きを皿ごとシンクに投げつけてしまっていました。
子どもの悲しそうな表情。
いつも渦巻いていた、言葉にならない怒りが、
この時初めて言葉になって出てきました。
一生懸命作ったのに食べてもらえなくて悲しかったんだ。
と、いうことに気づいたとき、
私、食べてもらえなくて、喜んでもらえなくて悲しかったんだ
心がやっとわかってくれた、、
と言わんばかりに勝手に涙がボタボタと流れたことは今でも忘れられません。
傍から聞いてると、
え?そんなこと?と思うかもしれませんが、
感情を抑圧しすぎると、自分の感情が何なのか本当にわからなくなってしまいます。
心通わす本当のコミュニケーションとは
子どもに攻撃したくなる時、自分の欲求や相手を責めてしまう言葉ばかり
使ってしまいがちです。そこを自分を主語にする
「Iメッセージ」
で伝えると、
自分の本当の気持ちに気づくこともできるし
心から自分の思いを伝えることで子どもにも響く、
心が通い合うコミュニケーションをしていくことができます。
たとえば、
「さっさと洋服きなさい!」よりも
「洋服着ないと風邪ひくんじゃないかって心配だからきてくれる?」
と、気持ちをIメッセージを使って、
言葉で丁寧に伝えることで
自分の思いや、考え、要求が言いやすくなります。
それでも感情が抑えられない!
そんな時は、「Iメッセージで怒る。を選択してもいい」。
にしておくと、できなかったときに自分を責めすぎないでいられます。
叩いてしまう気持ちの一つに、自分の子どもだから、
と、自分の感情のはけ口にしているところがあるといえると思います。
一番近しい存在だからなおさらです。
これが友達だったら、遠慮があるから、こうはならないはずですね。
子どもといえど、1人の人間。自分のものではないということ。
子どもの話を集中して、尊重して聞く、
相手の言葉に乗ってる思いも聞くつもりで
自分の気持ちと理由を伝えよう。
最後に
お母さんの心のケア、自分の抑え込んだ感情を見つけ、認め
寄り添っていくことは、本当に大切です。
自分はどんなストレスがあり、どんな要因があるか
自分の中のチャイルドに寄り添っていく。
小さい頃から私がえらい!
お母さんは自分のものという意識が強いと、
子どもを軽く扱ってしまいやすくなります。
子どもには子どもの人生がある。子どもを尊重する気持ちを持つことです。
自分の中のできたことを見れてないと、
子どものできているところも認められないし見えない
できないところ探しばかりして、
どんどん苦しくなる。
だから、お母さん自身が
自分のできていることをひとつひとつ認めていくことが必要です。
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