怒らない子育てなんてできない!無理と感じた時に読んでほしいコツ

怒らない子育てがいいらしいよ。
いや、そんなの理想論!

なんて言葉が特に男の子ママから聞こえてきそう。
かくいう私も男の子2人のママです(笑)

で、本当に怒らない方が子どもの成長にいいのでしょうか。
叱ると怒るの違いが曖昧だったりすることもあるようで、
ママ友や口コミなどでも、お友達が自分の子どもの顔を叩いても叱らないお母さんがいるんだとか、、。

さて、怒らない子育て、そして叱ることについて、
チャイルドセラピスト、子育てコーチングインストラクターでもある私がしばし考えてみたいと思います。

おこってもいいよただ、怒り方があるというだけ!
怒ってもちゃんと謝れるお母さんでいれば大丈夫


Youtubeでは、
ムダ叱りを防ぐためにできることをお話ししています。
3分ほどの短い動画なので、家事の合間に皿っと聞き流せます。



そもそも怒らない子育てとは?

私が思うに、「怒らない」というネーミングが誤解を生んでしまうんじゃないの?と思っています。

”怒らない子育て”とは、
お母さんが自分の怒りを上手にコントロールして、怒らない育児をすること。

お母さんが感情のコントロールをすることで、子どもがストレスを受けることなく、
自分で感情のコントロールができる大人になっていける。
要は、怒ることなく子どもの気持ちに共感してから、ダメなものは、ダメ、と伝えるということです。

うん。これ、正論ですよね。

確かに、子育てコーチング講座内でもここをしっかりやります。
でも、絶対こうしましょうね。
という正解にとらわれてしまうと、とても子育てが苦しくなってしまうし、
怒ってしまったことで、自分を責めて罪悪感を抱えてしまうと、
今度はそれで自分が苦しくなることになりますよね。

決して怒っちゃいけないんだ。という選択肢しかないより、
怒ってもいい。という選択肢があった方が気持ちが楽じゃないですか?

そして怒って怒りをぶつけてしまったときでも
怒っちゃうときもあるよね、、そんな時もあるよ、、と後から寄り添ってから、
改善点を見つければ大丈夫。

子どもを怒ると叱るの違い

「子どもに怒る」という行為は、自分の怒りの感情を子どもにぶつけてしまうこと。
「子どもを叱る」は世の中のルールだったり人として、やってはいけないことをした時に愛をもって叱ること。
そうやって見ていくと、怒って自分の怒りをぶつけてしまうのは、子どものためにも避けたいですね。

叱り方はいとそれぞれあると思いますが、
悪いことしたら毅然と叱って教えることも時には必要です。

叱らず伝える、だけでうまくいくのならそれに越したことはないですが
そういう家庭の方が少ないんじゃないかな?

叱ると怒るが曖昧になってたり、
お母さんが内心めんどくさかったり(怒りをぶつける方が楽)、
子どもを叱るのが怖かったり、、。

自由ににびのびと、を履き違えて叱らないのは違うな、と思いますね。
叱らないと子どもに伝わらないこともあるし(特に男子)
お母さん自身の心が整ってることも大事な要素です。

愛をもって叱るならその厳しさが愛だとちゃんと子どもには伝わります。
その場ではわからなくとも、必ず自分が大人になった時に、ちゃんと気づいてくれますから。

子どもに対しての罪悪感を減らす

子どもに怒りをぶつけてしまう時は、
大抵自分の中にもある嫌いな部分、受入れられない部分が子どもに見えると、
どうしても反応して怒りが出てきてしまいます。

そして、その怒りを自分でうまく対処しきれずこどもにぶつけてしまい、
また、子どもの心に傷をつけてしまったと、罪悪感に襲われ、
更にそんな自分を責めて、自分が嫌になっているお母さんは多いんじゃないでしょうか。

自分の中に湧く怒りと向き合い、罪悪感を溶かし、自分を責める量を減らしていけば、
自分を大切にできるようになり、子どもに怒りをぶつけるやり方ではなく、
自分で消化できたり、上手に怒りを伝える、ということができるようになっていきます。


怒りも、罪悪感も自分の感情ですから、嫌わなくて大丈夫。
どうしても怒ってしまったら、そんな自分に寄り添ってから、
ちゃんと自分の非を認めて、ごめんねと謝れるお母さんでいたいですね。

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