私って子離れできない親?そのチェック方法と依存の対処法を徹底解説

Last Updated on 2024年5月13日 by meg

もしかして私は子離れできてない毒親?
子どもに幸せになって欲しいのに
気づかず依存し、
自立を邪魔しているのかも。


子離れできない親=子どもの自由と可能性を奪う毒親になりがち、、

毒親と言われるような行動はやってる本人は認識できていないか、

自分は違うと思っています。特に自分の依存には気づきにくいのです。


✔この記事を書いている私は、、

この記事を書いているわたしは2歳、7歳の子の子育てをしながら、チャイルドセラピストとしてインナーチャイルド、バーストラウマを癒し、人間関係の根っこにフォーカスした発信と、悩めるママをはじめ、家族関係、パートナーシップをより良いものにしたい方へ向けての講座やセッションを通してサポートさせていただいています。


この記事では、
子離れできていないのか?をセルフチェックし、

親子に与える影響と、原因、そして対処法を知ることで、

自分の現在地を知り、今後どう進むべきかのヒントを手に入れることができます。


目次

私って子離れできない親?そのチェック方法と依存の対処法を徹底解説

子離れできない親度10のチェックリスト

私は、子離れできている、大丈夫、、と思いたい。


だからその思いに蓋をしてみないようにしている方がほとんどでは?


でも、ふとした時に、もしかして、、
と思ったからこの記事を読んで頂いてるのだと思います。

子離れできない親、毒親なのかは意外と自分では気づきにくいもの、、。

10のチェックリストで自分に聞いてみましょう。


子どもに対しての期待が多い

「私は学校の先生になりたかった」
「塾が嫌で行きたかった大学に入れなかった」など

子どもの頃、自分ができなかったこと、自分の叶わなかった夢を
思い出してみてください。その夢を、子どもに託していませんか?
自分の理想を子どもに押し付けてしまっていないですか?

子どもへの過度な期待は、
自分のために頑張るのではなく、
親を喜ばせるために頑張るという方向へ向かってしまいます。

その期待は、だれの期待なのか?
をしっかり見つめ、自分の行動、言動をもう一度振り返ってみるといいですね。



子どもに対して、過保護、過干渉になっている

お友達とケンカになりそうになると、
すぐ止めに入ったり
進学、就職先についてあれこれ口を出しすぎてしまったり、とつい、
先回りしたり、

子どものストレスを取り除いてあげようとしていませんか?


親自身がストレスを嫌ってダメなものにしていると、
子どもが辛い思い、痛い思いをするのを
自分が見ていられないので必要以上に守ってしまうんですね。

でもこのストレスを体験させないと、
いつまで経ってもストレスに
強くなることは出来ず、


未熟な子ども心のまま、
体だけ大人になっていっていきます。

ストレスを体験することで、子どもの大人心を成長させることができるんです。

あなたのために言ってるのよ!
は今日から禁句にしましょう!
あなたのために、は自分のために言っていますよ




子どもについ、命令することが多い

子どもに対して
「お友達を叩いたらダメよ!あやまりなさい!」
「靴は並べなさい!」など、

あれしなさい、これはダメ、
と威圧的に命令ばかりしているのは
子どもをコントロールしたい、自分の思い通りにしたいという、支配的な気持ちがあるから。

自分で考え自分で行動できる子になって欲しいなら、ガミガミをやめてみる。

ガミガミやっているうちは、
子どもは自立にむかいません。

ガミガミ言いたくなったときは、自分の心の中のチャイルドに言ってみる。



子どもを甘やかしてしまう

甘えさせると甘やかしは違います。

欲しいといった物理的、金銭的な要求なんでも答えてあげるのは甘やかし。

泣かれるとめんどうだから、と子どもの要求に答えてばかりいると、
どんどん子どもはデビル化していきます。

甘えさせるとは、気持ちの面での要求にこたえてあげること
甘えたいとそばに来た時はしっかり話を聞き、抱きしめて(寄り添って)あげましょう。



子どものことを過小評価している

この子は、どうせできないから、、
やってもすぐに投げ出すし、、と
はじめからダメ、できないと決めつけていませんか?

子どもを過小評価しているということは、親である自分自身を過小評価しているからです。

そんなあなたは、自分の親に対しても過小評価していませんか?

心配するのではなく、子どもの中にある大人心を信頼して見守ることができるように、私達大人がまず自分と向き合うことが大切です。



つい、周りと比較してしまう

同じ教室のあの子は何でもできて、
積極的だし、友達もいっぱい、


それに比べてうちの子は、、と感じてしまう。

その気持ち、、わかります、、。

自分や子どもが持っているものが見えないと、周りと比較ばかりしてしまい、落ちこんでしまいますね。

もしかしたら、、その気持ちを子どもにぶつけていませんか?


比較された子どもも、自分のダメな部分ばかり見てしまうように、、。
これでは、自己肯定感は上がりませんね。

まずは、親であるあなた自身が自分のもっているもの、出来ていることを認められるようになっていくことから始めていきましょう、

そうすれば、子供に対しても比較することがなくなっていきます。



子どものことが趣味になっている

頭の中が子どものことだけでで
占めてませんか?

自分のことを後回しにして
子どもにすべてを託したり、
我慢したりしていることないですか?

生まれたばかりは、子どもに手がかかります。でも、成長とともにだんだんと子どもを手放していかないといけません。

子どもが生きがいで、趣味のように子どもを育て、趣味のように心配していたのでは、子どもがいなくなった時、どう生きていいのかわからなくなってしまいます。それが依存です。

依存するのではなく、私達親が自分の人生を生きていく。その意識が必要です



子どもとの距離が近い

あれもこれも一緒に、
うちは友達みたいな親子なの。
もしかしたら、女の子ママに多いかもしれませんね。

もしかしたら、あなた自身がそういう親子関係にあこがれていたのかもしれないですね。でもこれは注意が必要です。

友達のように子どもとの距離が近いと、子どものこともまるで自分のことのように感じてしまい、

あれこれ口出ししたくなったり、
自分の思う通りにしたくなってしまったたりして、

いつかはそれがお互いにストレスになってしまいます。

自分と子どもは違うということを意識していないと、子どもを尊重できず、いつまでま子離れできません。



○○すればいい子と条件をつけてきた

100点取ったときだけほめる、私の言うこと聞けばいい子、、

子どもの頃は、無条件の愛(どんな自分も愛してもらえる)が土台として必要です。

そうではなくいい子にしてれば褒めてあげる、成績が良ければ優しくするなど、子育てに結果を求めるあまり、

気づかないうちに条件付きの愛しか与えてなかった、ということが多々あります。

それでは、子どもにいつまでたっても自信はつきませんね。自分に対する見返りを期待して、子どもに与えていないか、もう一度振り返ってみてください。



老後も子どもに世話してもらうつもり

いつか、老後は子どもに介護してもらおうと当たり前に思っていませんか?

自分の中の依存が強いと将来の不安が強く、子どもがそばにいないとさみしい、生きていけないように感じて、いつまでも子供に依存し続ける人生になってしまいます。

そんな精神的に不安定な親が心配で子どもは思いっきり巣立つことが出来ません。
だからこそ私達が自分の依存としっかり向き合う必要があるんです。


子どもが何の迷いなく、思い切り羽ばたくことができるよう、私たち親もしっかり自立している必要があります。



子離れできない親の原因

子離れしなければ、、とわかっていてもなかなかできないことが多いですよね、
そんな時、原因が分かれば対処法もわかってくるのですっきりします。
ここでは、先に原因についてお話しますね、

0〜6歳の子ども心と依存

親自身の幼少期、特に0〜6歳の子ども心癒えていないと、依存が強く、問題が起きてきます

子どもに依存していると、うまくしつけができません。
そうすると子どもも親離れできずわがままと依存から問題を作り出します。

そして、その問題を子離れできていない親が自分の問題だと解決してしまうことで、いつまでもお互いに依存から抜け出すことが出来なくなります。


自分の育った環境、子ども心を子どもに投影している

自分が子ども時代の育った環境、

例えば親が忙しくてかまってくれなかったという思いがある場合は、
自分の子どもにはそんな思いはさせまいと子離れできない傾向にあったり、

その逆で子離れできない親に育てられた場合は同じ育児方法が正しいと思い同じ育て方をしようとすることで気づかないうちに、同じ子離れできない親になっていたということもあります。

子離れできない親が子どもに与える影響

子離れできないと、将来どんな影響があるのでしょうか?把握しておくことで自分を修正する力にしていけますね。


お互いに自立できない

一人暮らしできるから自立しているとは言えません。
例え子どもが1人暮しを始めたとしても本当の意味で自立しているかどうかの判断にはなりません。

親が自分の淋しさ、依存から過保護、過干渉を続けることで、子どもの依存も大きくなり、自分1人で決めることも、何かをすることもお母さんやって~!になってしまいます。

これではお互いに依存し続ける関係から抜けることは難しいですね

自己肯定感が低くなる

常に支配された環境だったり、ストレスの経験が少ないと、ちょっとつまずいたり、思うとおりにいかないだけで、あきらめてしまったり、自分はできない、

ダメだと思ってしまい、成功体験が積めません、その結果いつまでも自信が持てず、自己肯定感が上がらないのです。


自立へ向かう対処法

これまでチェックリストをはじめ、子離れできない親について読んでみて、どう感じたでしょうか?親も子も自立へ向かうことこそが親離れ、子離れできる道になります。そのためにできることをまとめました。


趣味など自分の時間を充実させる

依存が大きく、子離れできていないと、子どもがまだ側にいる間はいいですが、将来、子どもの巣立ち、夫に先立たれるなどのストレスを体験した時に、途端に淋しくなり生きていくことが辛くなってしまったりします。

そうなる前に、まずは自分の中の依存を認め、減らすこと自分の生きがいを見つけておくことは、今後の生き方にも大きく影響していきます。
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子どもとの距離感

子どもとの距離が近いと、どうしても過保護過干渉になってしまいます。子どもが自分と同じ、自分のものという感覚で接してしまうと、どうしてもガミガミしたり、してしまいます。

子供も1人の人間として尊重し、相手の領域まで踏み込まないようにしましょう。


子どもを否定せず、まずは話を聞く

子どものすることを頭から無理、やめた方がいい、などと言ったりしてしまうと、子どもは自分の気持ちを話しても無駄だと思い諦めてしまいます。

まず、自分の気持ちは一旦脇置いておき、子どもの話を最後まで聞いてあげましょう。否定せず聞いてくれた、受け止めてくれた経験が子どもの心の土台を作ります。


子どもばかりを変えようとしない

親の期待、親の心配、親の制限、親の罪悪感のフィルターを通して子どもを見て、子どもだけを変えようとしていませんか。
親であるあなた自身と先ず向き合うことから始めていきましょう


まとめ

今回は、
子離れできない親度チェック
子離れできない原因
依存が親と子に与える影響
自立へ向かう対処法
などについてお伝えしました


私達親の目指す場所は

いかがでしたでしょうか。
子離れは、しっかり自分自身の幼少期、思春期を癒して、自分と繋がり、私達親自身がまず依存から自立へ向かう必要があります。

依存を減らし、
ガミガミをやめ、
子どもの心の成長段階を知り
子どもの大人心を信頼して見守り、納得の我慢の芽をしっかり育てていく

難しそうに感じますか?
親である私達自身が、本当の意味での「大人」として、自分の人生を生きていければ、子離れ、親離れができていくのです。

しっかり子離れして、
親子で自立した人生を生きたい!そう感じたならまず、今までご紹介したことを意識してみてくださいね。

子育てには正解があります。
え?と思う方は是非講座にいらして頂けたらなるほど、と必ず納得していただけるはずですよ。



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