恋愛,人間関係に【依存】やめられない原因は、お母さん代わりを探す旅を続けているから



いつも恋愛や夫とうまくいかず同じパターンを繰り返してしまう。
彼や夫がいないと何もできなくなるし、いなくなっちゃうんじゃないかって不安でたまらない、、重たい女になってしまうんだよね、、
仕事してる頃はバリバリ働いてたのに、なんで男の人に
こんなに依存してしまうんだろう。

こんにちは、megこと向坂(さきさか)恵です。
10代の頃から、依存で10年近く苦しんできた経験をしてきました。
今は、チャイルドセラピストとしても活動しています。
依存は大切なものをたくさん奪っていきます。少しでも早く依存から抜け出し、幸せな人生を手に入れてほしい!
少しでも役に立てたら、、そんな思いでこの記事を書いています。

目次

人間関係の根っこはお母さんにある


インナーチャイルド

インナーチャイルドという言葉は皆さん聞いたことがあると思います。
ではこのインナーチャイルドとはどんな存在なのでしょう。

私たちはお母さんのお腹にいる頃から、実は多かれ少なかれ心に「傷」を抱えて生きています。
そう、お腹にいる頃からお母さんの感情や、周りの環境、そういったことを
敏感に感じ取って生きているんです。

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中の完全に満たされた状態の子宮から、この世に産み出されます。
そうして初めて快・不快を経験しますが、
ちょっとした出来事で赤ちゃんは、簡単に傷ついてしまいます。

例えば、抱っこしてヨシヨシしてくれていたお母さんが、
ほんのちょっとトイレに行くためにベッドに寝かされただけで
「お母さんがいない!私は捨てられた!」と簡単に傷ついてしまうのです。
そうやっていともも簡単に傷つき、恨み、勘違いの思考の種を深層意識にため込みます。

大人からするとほんの些細なことなのですが
赤ちゃんからするとお母さんがいなくなることは大問題。
生きるか死ぬかというほどの問題です。

この勘違いの思考の種が、今後の人生で問題が起きたときに、
パターンとなってあらわれてくるのです。


このお母さんがいなければ生きていけない不安、
これは彼に感じて思う不安と重なることに気づきませんか?

赤ちゃんの時のお母さんへの思いは修正しないと、
そのまま勘違いの思い込みのままつくられていくのです。
見捨てられた!!
は見捨てられ不安として傷ついたまま、赤ちゃん心のまま、体だけ大人になっていきます。
その傷ついた赤ちゃんの心がインナーチャイルドとよばれています。

正確に言うと、傷つけられたインナーチャイルド。
というよりは、勝手に傷ついたインナーチャイルド。と言った感じです。

この思い、傷が癒されていないので、のちに何度も問題となって表れてくるのです。
だからインナーチャイルドを癒す過程が必要なのですね


世話してくれる人に生まれて初めて恋をする

私たちは生まれて初めて不快を取り除いてくれる人に一番最初に恋をします。
たいていそれはお母さん、ですよね。

ここからが赤ちゃんの恋愛の始まりです。世話してくれるお母さんは私のもの、
いつも世話してくれて当然!という思いを持ってしまいます。

私の例で行くと、私はお母さんが大好きでした。お母さんさえいればよくて、他はどうでもいい
特にお父さんとは、毎晩ケンカをし、お母さんをいじめる悪い奴!
再婚相手ということもあり、お母さんを奪う敵、だから邪魔だとさえ思うようになりました。

本来はお母さんは私のものでもないし、ケンカだってそれなりの大人の理由ががあったはずです。
それなのに私は勘違いをし、親よりも自分がえらいと思い込み、親をまるで自分のもののように扱い、
お母さんをお父さんから奪おうとしたのです。

そうやってお父さんとお母さんを不仲にさせ、悪者にし、
飲んだくれで、暴力的、外でギャンブルばかりして
なかなか家に帰らないようなお父さんを作り上げてしまう。

これを、私は父にやり、さらには妹に対してもやり、
思春期には再度実父が一緒に暮らしていた女の人までもを追い出すという
極悪チャイルドっぷりを発揮していました。

私が偉い!は厄介で、
この見下す感情がのちに上司や先生などにもやってしまうことになります。


これを、私は父にやり、さらには妹に対してもおもちゃ的扱いをし
そして思春期には実父から同居していた女性を追い出すという極悪っぷり。
こうやってお母さんは私のものだー!なんでも私の言うとおりにしろー!!
とやっているのです。


人生のゴール設定を間違えてる

この、お母さんは私のもの!
を解除しない限り、だれか常に世話してくれる人を永遠に探し続ける旅をすることになります。
何でも自分でやりたくない、誰かいないと寂しい、生きていけないと思っているからです。
これでは、お互いに成長しあえる関係にはなれませんよね。

愛の定義を見直そう



依存的な人は、どうしても依存を愛と勘違いしています。

一緒にいてくれるのが愛、
世話してくれるのが愛、
ストレス取り除いてくれることが愛、
優しくしてくれることが愛だと思っています、、

本当の愛とは、優しくすることではありません。
生長を促すこと、淡々と過ごす日常が愛です。

愛の定義を間違ったまま、育ててもらって当たり前、それ以上にしてくれ!
と成長できないといつまでも依存的なままなのです。

あの子宮にはもう戻れないし、戻らなくても大丈夫と思えるようになること。
そうすると自然と彼を子宮代わりにすることもなくなり、
お互いに成長しあえる素敵な恋愛関係を築いていけるのです。

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