1歳~の子育て【癇癪】泣いたら泣かせきって大丈夫。しつけの時期のはじまり

1歳3か月を過ぎたあたりから、
自分の思い通りにいかないときに泣き出したり、
物を投げたりと癇癪をおこすようになってきた。

今まではおとなしかったのになあ、、
と子育てに不安を感じるお母さんは多いのではないでしょうか。

今回は、そんな不安を解消していける記事です。

この記事を書いているわたしは、、

元ガミガミママで虐待寸前の子育てをしていました。
心の仕組みを学んでもなかなか変われなかったわたしが、
0~6歳の子ども心を癒し、しつけて成長させ始めてからは
根本から変わることができました。

現在はチャイルドセラピスト、
子育てコーチングインストラクターとして
学び実践し結果の出たことを皆さんにお伝えしていきます。

目次

泣いたらしっかり泣かせきることが大事


赤ちゃんの世界は「快・不快」しかない

1歳3か月ごろになると、上手に歩けるようになってきたり、
自分でできることが増えてきます。

そんな中で自分の思い通りにいかないという気持ちが
赤ちゃんにとって不快でそれが怒り泣きや、
物を投げるといった癇癪として現れます。

赤ちゃんはまだ、「快」か「不快」の世界を生きています
すなわち、赤ちゃんにとって生きていくための本能的なものなので、
それが脅かされるようなことがあれば不快を「泣く」で表現し、訴えるわけです。

癇癪をおこすのがダメなわけじゃない、
物を投げるのも、人をたたいてしまうのもママのせいではなく
赤ちゃんは癇癪をおこすもの。

ちゃんとその都度、
「これは危ないから投げないよ」と伝えて泣き止むまで見守ってあげて大丈夫。


泣いてるときは感情を解放してるとき

生まれたばかりのころは、ヨシヨシチヤホヤ、
全てお母さんが世話してくれていたのが、
あるときから、「危ない!」「それはダメ!」と言われることが増えてきます。

今まで優しく何でも言うこと聞いてくれてたお母さんが
急にダメダメ言うようになったと赤ちゃんはビックリして
「なんで~?」と怒り、傷つき泣きます。

赤ちゃんの頃はまだ大げさに言えば、
自分はえらい!親は召使い!
だと思っているので、ちょっと叱られると元々持っていた
バーストラウマが騒ぎ出し、
嫌われた!私はダメなんだ!大切にされない!
と勘違いから、勝手に「自己否定の芽」を育て始めてしまうのです。

そしてお母さんは泣かれると、なんかかわいそうだし
めんどくさいしで、お菓子やおっぱいで泣き止ませてしまいます。

それでは泣いてる心の傷に無理やり絆創膏を貼ってるようなもので、
癒されないまま残ってしまいます。

泣いたときはしっかり泣かせて、
泣かせきった後に、これは触ると危ないから注意したんだよ。
あなたが嫌いで怒ったんじゃないよ。

と赤ちゃんにもわかる言葉で気持ちと理由を説明してあげて
勘違いを溶かしてあげましょう。


しっかり泣いた子はイヤイヤ期にはならない

そうやって
「お世話された時期」から「自分でできることを増やすしつけの時期」
に移行していくのがこの1歳3か月からなのです。 

この時期にしっかり泣かせて感情を解放させてあげると
後の子育てが圧倒的に楽になり、イヤイヤ期が気になることはなくなります。

今1歳4か月の次男も、ちょうど同じ時期。
兄のランドセルを開けて教科書を出しまくったり、、。
「それはお兄ちゃんのだからダメだよ」
と言うとなぜか布団まで歩いていって突っ伏して泣いてます(笑)
そこでほかのおもちゃででごまかしたりせず、しっかり泣かせています。


子育てで幼いころに抑え込んだ感情が表出し乗っ取られる


お母さんのインナーチャイルド

小学1年生の長男も、小さかった頃は初めての育児で
不安も多く、泣かれるとすごく心がざわつき
苦しくてたまりませんでした。

なんだか、責められてるような、
かわいそうなような感じがしたからです。


なので泣くと、すぐストレス取り除いてあげなくちゃ!
トラウマになったら大変!
とストレスを与えないように、
寂しい思いをさせないようにと思うあまり
過干渉になっていました。

さらには、新生児のころからの習慣で「泣いたららすぐおっぱい」
とすぐに口をふさいでしまってました。

大きくなった今は、ちょっと厳しく注意されただけで
自分はダメだ、嫌われた、
という思い込みが強いところがあります。

なので今は1つ1つできたことを認めてあげて
「ストレスはねあっていいものなんだよ、ストレスがあるから成長するんだよ」
と伝えています。

お母さん自身にも同じ言葉かけを

お子さんに対して抱く感情は、お母さん自身にも思っている感情です。
かわいそう、と感じるのは自分の中に
ほっとかれた!かまってもらえなかった!
とかわいそうと思い込んでいる
内なる赤ちゃん「子ども心」がいるから。

責められるように感じるのも、自分の中に
どうしてしてくれないの!とお母さんを責めてる「子ども心」が
いまも騒いでいるから。

子どもが泣くことで自分のチャイルドが刺激され
子育てが苦しくなるのです。

なので、子どもにもお母さん自身にも同じように○○と思ったんだね、
と同じ声掛けをしてあげるといいですよ。

お母さん自身の「子ども心」チャイルドを癒し、
成長させれば、自然と子どもも変わっていきますよ。


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